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Tag: 日本の中の“魔法の国“東京ディズニーランド 11/24 Select Song by Another Day/Paul McCartney

日本の中の“魔法の国“東京ディズニーランド

勤労感謝の日、しっかり今日も働きました。日中は暦とおりの秋の気温かなと感じるような、日和で風もなく、陽の光を浴びると温かさも感じるくらいでしたが、日没後は流石に暗くなるのも早く気温が下がるのも早い。秋から冬へ少しずつ季節の趣きを変えてきています。

さて、皆さんもご存じのように、食品偽装問題、10月22日に阪急阪神ホテルズが食材の誤表記を発表したことに端を発し、その後も多くのホテルや百貨店、レストランで偽装表示の発覚が相次ぎ、世間に知れ渡る大きな社会問題となっていますよね。

しかし、この食品偽装問題は、阪急が発端ではないということをどれだけの人が認識しているでしょう?
この食品偽装は阪急の偽装発覚から遡ること5カ月前、東京ディズニーランドで起こったものが最初なのです。

画像の説明

5月17日、ディズニー施設内のレストラン「キャプテンフックス・ギャレー」で、値段が安く冷凍食品などに使われていることでも知られる紅ズワイガニを、高級食材の「ズワイガニ」として販売していたことを発表。さらに30日、今度は東京ディズニーリゾートの3つのホテルで、ブラックタイガーを「車エビ」、和牛を「国産牛」、国産鶏を「地鶏」などと偽装表示していたことを発表した。

偽装表示をしていたホテルは「東京ディズニーシー・ホテルミラコスタ」「ディズニーアンバサダーホテル」「東京ディズニーランドホテル」で、いずれもディズニーの運営会社オリエンタルランドが100パーセント出資しており、事実上はディズニーの直営といってもいい施設です。
そして、ディズニーのこの偽造表示発覚を受けて、阪急が社内調査をした結果、偽装表示が判明。大きな騒ぎになったのである。

それなのに、ディズニーの事件に対するマスコミや世間からのリアクションは、阪急へのそれとはまったく対照的なものだった。阪急がマスコミから厳しい批判を浴びせられ大きく取り上げられたのに対して、ディズニーについては、一部の新聞やテレビが小さく報道しただけで、大きな問題に発展することはなかった。

阪急は当初、「偽装」ではなく「誤表示」と弁明したことで世論の反発を買い、非難を浴びたが、ディズニーの対応も「表記に誤りがありました」というもので、阪急とまったく同じだった。
にもかかわらず、ディズニーは批判も責任追及もほとんど受けなかった。5カ月後に阪急が日本中から袋だたきにあっている時も、ディズニーの食品偽装については、産経新聞が少し触れた程度で、完全に「なかったこと」にされてしまったのである。

この扱いの落差の要因は簡単に言えば東京ディズニーランドは、日本領土内における米軍基地やアメリカ大使館と同様に、ほぼ治外法権のアメリカ領域なのだと言う事です。
それから電力マフィアまではいかないけれど、民法TV局や雑誌社などは莫大な広告料を得られる大スポンサーなので不利益な記事など書けないのが現状。ましてや、多くの日本人はディズニーには好印象を持ち続けているのでイメージを損ねる記事など書いたとて美談と化して捉え、書いた方へはひたすら反感を抱く構図が眼に浮かびます。

加えて、マスコミ関係者や有名人に対しては、「フリーパス」「マスコミプレビュー」「アニバーサルにご家族全員特別ご招待」など、美味しいエサも撒いている。その威光はすっかり定着し、高圧的態度をとるディズニーに、メディアはひたすらご機嫌を伺い、ひれ伏す構図が出来上がっているのです。

この国においても、ディズニーランドは、1983年のオープンから30年、来場者はすでに5億人を突破し、単なるテーマパーク以上の存在になっている。ユーザーの多くが魔法でも掛けられたように現実離れするそのファンタジーの世界に魅かれ、解けない魔法は、ディズニーのやることすべてを肯定する空気が広がっているかのようだ。

画像の説明

東京ディズニーランドはただのテーマパーク、遊園地という存在ではない。娯楽ジャンル、対アメリカ印象度UPの対日進出として明らかにアメリカが仕掛けた場所であり、別格扱いの企業なのです。本質は米軍基地と同じ“日本の中のアメリカ”=日本では何も出来ない空間なのです。 ここでも、日本の中のアメリカという特殊環境に於いては日本という属国は何も出来ないという事実が明確に解ります。
私はディズニーやディズニーランドを否定している訳ではないし。現実逃避出来る夢のある場所として素晴らしい所だと今も思っている。ただ、パスポートという名の入場券を買い入国する言わば日本敷地内の“魔法の国”と言えるのではないでしょうか。
このことは、今の日本が直面しているアメリカに言いなりのTPPや国家戦略特区問題と極めて濃厚な関係性を示していることを指摘しておきます。

この食品偽装1つをとっても、やはりアメリカの影というのはこの国に計り知れない程付きまとっているのだと改めて痛感した。

画像の説明

さて、今夜は先日から日本に来日している、Paul McCrtneyの詩をお届けしましょう。“Another Day”という詩でオリジナルのどのアルバムにも納められていない、1971年当初はシングルのみの発売でした。私もシングル盤(ドーナツ盤)を今も持っています。先ごろ行われた来日公演でも歌われたみたいなのできっと本人も気に行っているのでしょう。

画像の説明

最近リイ―シュ発売された、RAMという1971年発売のDELAX版には収録されているみたいです。この詩はPaulがある孤独なOLを想定して、ありきたりのつまらない毎日でもこつこつこなして行くことの大切さを表現しようとしているのだと思います。

Another Day

Written by Paul McCartney

Every Day She Takes A Morning Bath To Wet Her Hair,
Wraps A Towel 'round Her
As She's Heading For The Bedroom Chair,
It's Just Another Day.
Slipping Into Stockings,
Stepping Into Shoes,
Dipping In The Pocket Of Her Raincoat.
It's Just Another Day.

At The Office Where The Papers Grow She Takes A Break,
Drinks Another Coffee
And She Finds It Hard To Stay Awake,

It's Just Another Day. Du Du Du Du Du
It's Just Another Day. Du Du Du Du Du
It's Just Another Day.

So Sad, So Sad,
Sometimes She Feels So Sad.
Alone In Her Apartment She'd Dwell,
Till The Man Of Her Dreams Comes To Break The Spell.

Ah, Stay, Don't Stand Her Up
And He Comes And He Stays
But He Leaves The Next Day,
So Sad.
Sometimes She Feels So Sad.

As She Posts Another Letter To The Sound Of Five,
People Gather 'Round Her
And She Finds It Hard To Stay Alive,

It's Just Another Day. Du Du Du Du Du
It's Just Another Day. Du Du Du Du Du
It's Just Another Day.

So Sad, So Sad,
Sometimes She Feels So Sad.
Alone In Her Apartment She'd Dwell,
Till The Man Of Her Dreams Comes To Break The Spell.

Ah, Stay, Don't Stand Her Up
And He Comes And He Stays
But He Leaves The Next Day,
So Sad.
Sometimes She Feels So Sad.

Every Day She Takes A Morning Bath To Wet Her Hair,
Wraps A Towel 'round Her
As She's Heading For The Bedroom Chair,
It's Just Another Day.
Slipping Into Stockings,
Stepping Into Shoes,
Dipping In The Pocket Of Her Raincoat.
Ah, It's Just Another Day. Du Du Du Du Du
It's Just Another Day. Du Du Du Du Du
It's Just Another Day.

Another Day

訳詩 yasushi Haruno

毎朝彼女は眼が覚めると お風呂で髪を洗い
タオルを巻きつけ髪を乾かしながら
寝室の椅子へと向う
いつもと変わらない1日のはじまり
ストッキングを足に通し
靴を履き
レインコートのポケットに手を忍ばせる
いつもの出勤風景

オフィスにはやらなきゃいけない書類で埋もれていて
それを前にコーヒーブレイクなど何度しても
眠気はオサマラナイ

いつもと変わらない1日だよ
ありきたりの日々のくりかえし
そんな1日がまたはじまる

寂しい、とてもさびしい
時々彼女は途轍もない寂しさに襲われる
夢に見た彼氏が恋の呪文を解くまでは
彼女はアパートでひとりぼっち

あーお願い!ひとりにしないでよ
彼は来たと思ったら1泊2日で直ぐに帰るんだ
とても淋しいよ
時々そんなことが耐えられなく感じる

午後5時のサイレンと共に最後のオフィスレターをポストに入れて帰宅
人ゴミの中にいる自分を客観的に捉えると
もうやってられないっ!て感じ

あ~あ、またいつもと変わらない1日だった
ありふれた事のくりかえし
そんなありきたりの1日だった

寂しい、とてもさびしい
時々彼女は途轍もない寂しさに襲われる
夢に見た彼氏が恋の呪文を解くまでは
彼女はアパートでひとりぼっち

あーお願い!ひとりにしないでよ
彼は来たと思ったら1泊2日で直ぐに帰るんだ
とても淋しいよ
時々そんなことが耐えられなく感じる

毎朝彼女は眼が覚めると お風呂で髪を洗い
タオルを巻きつけ髪を乾かしながら
寝室の椅子へと向う
いつもと変わらない1日のはじまり
ストッキングを足に通し
靴を履き
レインコートのポケットに手を忍ばせる
いつもの出勤風景

いつもと変わらない1日
ありきたりの日々のくりかえしが
そんな1日がまた明日もはじまる

youtubeオリジナル音源↓

http://www.youtube.com/watch?v=vH6v9JS26xc



コメント

  • とても実感出来る内容の歌詞です。確かに魔法の国ですね、いい意味でも、悪い意味でも。イメージ的にかなり得をしている感はあります。震災の時も必要以上にメディアが持ち上げてくれて高感度は非常に高いですからね。 -- yu 2013-11-24 (日) 02:02:28
  • アナザーデイ!いい選択ですね。来日中のポールに乾杯!!おそらく年齢的にみても今回が最後の日本公演でしょう。東京、見てきました。良かったですよ。



    TDLは治外法権まかりとおる。アメリカ合衆国そのものでしょう。

    ディズニーの創立者が問題あると言う歴史は英語ではすでに暴露されている。
    YouTubeにはそのようなビデオも存在する。
    彼は女性社員たちを奴隷扱いし、社内で活躍した人間の名誉を自分のものにし、本当に嫌われ、ボイコットが怒り、一時は大変なことになった歴史もある。
    ブリトニー・スピア、ジャスティン・ビーバーなど、ディズニーで子役の頃から活躍していた人は皆、精神的におかしくなっている。これは幼い頃から性や暴力の虐待を受け、金儲けだけに自分の素質を使われてしまったから。
    -- ホットチョコレート 2013-11-24 (日) 02:07:53
  • ほんとにアメリカのいいなりのこの国のザマがよくわかる事例!

    埋め立て土地を安く払い下げさせたホンモノのブラックです。
    裏の闇が深くて追求できないのではないか。 -- マカダミアンシュリンプ 2013-11-24 (日) 02:10:35
  • メディアはだんまり、当然のような当然の話で笑えない位置にある話。日本は本当にアメリカの言うままだ。だから馬鹿総理でもお飾り大臣でもいいと言う事でむしろその方が都合がいい訳だ、CIAやジャパンハンドラーが日本に蔓延り誘導している。 -- マグナカルタ 2013-11-24 (日) 02:15:37
  • ポールのメロディラインはやはり綺麗だね。初期の傑作のひとつ。

    この食品偽装は考えてみればどこでもやっているような気がする。
    解らないようにうまいことやってきたんだろう。いやこれからもまたさらに上手い偽装でわれわれは騙される。メディアが騒ぎたてても、”ひどいことをするな、ケシカラン!”と思うまでで、それ以上何の行動も起こさないし感情も持たない。しばらくしたら、ああ、そんなことあったんだ、位にしか思わない。だから日本人は馬鹿にされているのだ。 -- 縄文原人 2013-11-24 (日) 02:22:51
  • Good Job!! -- duke 2013-11-24 (日) 09:24:18
  • ディズニーの現実逃避マジックはより真実から目を背ける装置として働いているように思う。ここは日本ではない。魔法の国、ゆえに許される。政治、経済、国民の生活にも影響を及ぼすことなんだけどね。 -- トロイメロイ 2013-11-24 (日) 16:16:38
  • これは知らなかった。そうなんだ、ディズニーランドが発端だったんだ。
    ま、確かにあそこは異空間だよな。環境は違うが米軍基地内となんら変わらないような気がする。日本は所詮、アメリカには何も大きな口たたけないしできない。
    属国はいつまで経っても属国なんです。民主主義などこの国にありはしないではないか。 -- ムシャノコウジ 2013-11-24 (日) 21:57:02
  • ポールマッカートニーは来日してましたね。残念ながら見ることは出来なかったけど。Beatles時代からジョンほどは精神性を歌詞に感じないがいい詩を創る天才。どちらかと言えばレノン/マッカートニーの記載のように作曲を担当することが多かったのでそのメロディーセンスたるや神に域であろう。
    どれほどのアーティストが影響を受けたかは計り知れない。
    アナザー・デイはソロ名義だがこのあとグル―プ化するWINGSの面々と共にニューヨークで録音されている。

    ディズニーランドは確かに日本人は信仰のように崇めたててるので、イメージ損なうような記事はタブー視されるんだろうな。 -- main man 2013-11-24 (日) 22:12:06
  • 日頃から痛感するいい詩です。 -- ももこ 2013-11-25 (月) 14:46:35
  • ディズニーランドはまさに魔法の国ですね。それにしてもTPPにしても秘密保護法案にしても、日本がダメになることばかりこの政権はやってしまおうと言うんだね。

こんな法案通したらこの日本の未来なんてますます真っ暗だ。
この政権は権力を振りかざすモンスターと化してしまう。絶対に阻止すべきだ。今こそ野党の結集を。みんな、維新はいらん! -- 応仁のLAN 2013-11-25 (月) 20:57:17

  • 素晴しい、流れるような訳詩だ。この人にしか出来ないだろう。

    確かに秘密保護法案にしても自国の国民には内緒にして、アメリカには情報を全て提供します。なんてありえない法案通すこの政権何なんだ。
    この国は文化国家でも民主主義国家でもない。情けない。 -- どこものこ 2013-11-26 (火) 17:32:13
  • 衆議院通過しちゃいましたね。日本って国がこんな法案をごり押しで通してしまう国家だったなんて・・・。
    福島や米軍基地がある地方の人は私以上に憤りを感じていると思いますね。参議院でも数の力で成立なんでしょうね。何か手立ては無いのかな?ほんとマスコミの反対の本気度も疑っちゃうよね。原発よりはアクション起こしてるみたいだけどもちょっとどうにかなると思うのですが。

    アナザー・ディ、ほんと日常痛感している歌詞に共感を覚えます。 -- れいん 2013-11-27 (水) 08:33:21
  • ディズニーはアルバイトも魔法にかけて安く働かせているようだ。人間、楽しいこと、興奮すること、依存性があることは金を払ってもやるだから楽しくて夢があって人気がある仕事も、当然、時給は安くなって当然なのだと洗脳させられる。
    「ブラック企業は許せん!」という声が高まる一方で、この“ディズニー式バイト教育”がもてはやされている現状。しかしその実態は、ブラック企業よろしく、不安定労働者を安く使っているだけ。

    -- ソドム 2013-11-28 (木) 00:37:58
  • 魔法の国、夢のくにだから何をやっても良いように多くの人が捉えてくれるんだよね。特っちゃ特な特別な存在ですね。私は特別好きでも嫌いでもないけど。
    日本人はこの魔法からとけることは永遠にないような気がする。

    アナザー・ディ!歌詞ほんと実感するわ!! -- れい 2013-11-28 (木) 13:28:38
  • 懐かしい詩をありがとう。いい詩、メロディーは色あせないね! -- しょじょ寺 2013-11-29 (金) 08:07:36

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